『Small Basic』で遊んでみる
初めてSmall Basicに触りました。
Small Basicとは
Small Basicは、Microsoftが開発した学習用プログラミング言語です。
プロフェッショナルな現場でも用いられているVisual Basicというプログラミング言語のエッセンスを抽出し、わかりやすくシンプルなところが特徴な言語です。
プログラミングのための準備が簡単
普通、Windowsでプログラミングをするためには、Visual Studioのような大きく複雑なソフトウェアをインストールする必要があることが多く、プログラミングする準備をするまでが以外と大変です。
Small Basicなら一回のインストールで、プログラムを動かすためのソフトウェアやプログラミングをするために便利なテキストエディタなどがすべて今すぐ使える状態でインストールすることができます。
初めてのプログラミングにおすすめ
2020年から小学校ではプログラミングが必修化になるなど、ITが日常にあるいま、たとえプログラマーでなくてもプログラミングを教養として楽しんだり、なんとなくプログラミングに触れてみたいという人が増えているようです。
Small Basicはまさにそういう人のために作られたプログラミング言語で、プログラミング言語の中では比較的わかりやすいです。
しかもSmall Basicはプロのプログラマーが使うVisual Basicと互換性があり、将来的にアプリを作りたいという人や、本格的なソフトウェアを作りたいという人にとっては最適でしょう。
インストールして簡単なプログラムを公開する
インストール
公式サイトからダウンロードできます。
http://smallbasic.com/
最新版はMicrosoft Storeからもダウンロードできるみたいですが、僕が試してみたところ動作しませんでした。(2017/11/05)
プログラムを書く
これはプログラミングを書いている途中をキャプチャーしたものですが、intellisenseと呼ばれるプロフェッショナルな補完機能が便利です。
動かしてみる
これは名前を入力すると『Hello ○○!』と返すプログラムです。
ちゃんと動作していますね
Webに公開してみる
Small BasicならSilverlightで動くソフトウェアとして無料でインターネットに公開できます。
僕の作ったプログラム↓
Microsoft Small Basic Program Listing
Small Basicの直してほしいところ
Web公開がすごく簡単でいいのだけれど、SilverLightというInternet Explorerでしか動作しないソフトになってしまうところは、早く治してほしいです。
Internet Explorerを使って、わざわざSilverlightをインストールしてもらうのは、公開してそのプログラムを動かしてもらうまでのハードルになってしまうと思います。
これからもSmall Basic追いかけたい
今でも開発は進んでいるプログラミング言語なので、これから日々最新の情報を収集しようと思います。