ARM版WindowsとCompiled Hybrid PEについて
ARM版Windowsの仕組み
今年中に出ることになっているARM版Windowsですが、その仕組みが公開されているみたいです。
ASCII.jp:x86デスクトップアプリはWindows on ARMでどう動くか|Windows Info
実現する仕組みは大きく分けて2つです。
- Windows On Armを利用したx64のエミュレーション
- Compiled Hybrid PE (HCPE)をバイナリ実行する方法
Windows On Armを利用したx64のエミュレーションは、実行時にx64の命令を同等な意味のARMの命令に高速に置き換えることで実現します。
一方でCompiled Hyblid PE(HCPE)は、新たにマイクロソフトによって開発された実行ファイル形式で、x64とARMの両方で実行できるものです。
会社で働くPepperはAzureがサポート
Pepperを採用しよう
ソフトバンクロボティクスが、Pepperを独自開発することなく、容易に仕事を覚えさせるツールを発表したそうです。
「お仕事かんたん生成2.0」といいます
しかも裏でMicrosoftのクラウドAzureに接続して、Pepperがちゃんと働いているのかの管理するGUIのツールを多数提供するそうです。
いろんな業種に対応します
cloud.watch.impress.co.jp
小売、ホテル・観光、飲食、オフィス、サービス、イベント・展示会、自動車、介護、金融、病院・薬局での使用できるテンプレートを用意しているらしいです。
Azureにデータを蓄積し成長します
接客した結果をAzureの方に保存し、それを元に最適な接客をできるようにPepperが学習します。
僕はAWSよりAzureの方がAIによる接客を提供するサービスと相性がよさそうな気がしています。
画像解析やIoTなどをGUIのツールで管理することができるからです。
PowerBIでデータを可視化
Azureで収集した接客データは、PowerBIをつかって良い感じに可視化することができるようです。
PowerBIで上司を驚かせたい - zirconsoft’s blog
Note
様々な業種で少子化などの影響で、人材不足が問題となり始めてますよね。
接客サービスが劇的にPepperに置き換わるということはなさそうですが、ぼちぼち様々な業界の接客業務がロボットに置き換わっていきそうです。
ASLRの脆弱性への対応について
WindowsでASLRの不具合があるそうです。
ニュース記事
2017年11月21日
WindowsのASLRに脆弱性、米セキュリティ機関が対策呼び掛け - ITmedia エンタープライズ
「Windows 8」以降のセキュリティ機能に脆弱性 - ZDNet Japan
【セキュリティ ニュース】「Windows 8」以降で本来の脆弱性保護が発揮できないケースが判明 - 「EMET」などが裏目に(1ページ目 / 全3ページ):Security NEXT
AWSがAIのフォーマットONNXに参入。GluonとONNXの違いは?
AWSがONNXに参入した
MicrosoftとFacebookが開発したONNXというニューラルネットワークの共通フォーマットに、AWSがApache MXNetで対応したことを発表しました。
www.atmarkit.co.jp
公式サイトのリファレンス
ONNXとは
ONNXはニューラルネットワークを記述するフォーマット(書式)を、各フレームワークで共通化するために開発されたオープンソースの共通フォーマットです。
ニューラルネットワークのフレームワークの開発は、様々な企業やオープンソースのコミュニティで盛んですが、それぞれのフレームワークで共通のニューラルネットワークの表現方法が異なるため相互運用するためには、それぞれのフォーマットに書き直す必要がありました。
ONNXを使えば、書き直す手間を軽減することができ、相互運用によるフレームワークの比較をすることが容易になります。
ONNXとGluonの違い
少し前に僕は、AWSとMicrosoftが共同で、人工知能のAPIを作成したという記事を書きました。
『Gluon』MicrosoftとAWSが人工知能を共同開発 - zirconsoft’s blog
なのでどちらもMicrosoftとAWSが共同でというところで、既視感を感じました。
しかしONNXとGluonはかなり違うものみたいです。
ONNXはニューラルネットワークの記述方式の共通化のためのフォーマット。
Gluonはニューラルネットワークをフレームワークを超えて利用するためのAPI。
なので、ONNXでは実際に書くフレームワークは異なり、GluonだとGluonだけで済むという感じだと思います。
ONNXの方は広く浅く、Gluonの方は狭く深くという感じですかね。
Googleはどうするか
TensorFlowを開発したGoogleがどう出るかが気になりますね。
Microsoft、Facebookと組むのかそれとも独走するのか。
TensorFlowが正式に対応したらGluonにしてもONNXにしてもかなり広まる気がします。
ちなみにONNXは純粋な対応ではありませんが、TensorFlow用のコンバーターを公開してるみたいです。
おそらくGoogleもすでに水面下での協議はしてると思うので今後が楽しみです。
MBSDがAzureのセキュリティサービス発表
クラウドのセキュリティについて
クラウドの使用の仕方はさまざまで一概には言えませんが、クラウドの利用者の多くが、DevOpsという考え方のもと開発と運用が一丸となって、スピード感のある現場を目指していると思います。
スピード感を重視すると問題となるのは製品の品質です。
リリース速度が速くても品質に不安がある製品は、責任をもって販売することができませんよね。
とくにお客様の個人情報をお預かりするようなサービスであれば、セキュリティ対策は万全でなくてはなりません。
スピード感とセキュリティのバランスを取るために、セキュリティについては外部に協力してもらうというのは一つのいい解決案でしょう。
MSBD(三井物産セキュアディレクション )は、セキュリティの専門家としてAzureのセキュリティ監視サービスを提供開始しました。
『クラウドセキュリティ監視サービス secured by Alert Logic』です。
AzureでMicrosoftのセキュリティに加えて、さらにセキュリティ対策としてこのサービスを利用するとこができるので、高度なセキュリティを必要とする案件では導入するといいかもしれません。
MSBDと米Alert Logic社がタッグを組む
今回MSBD社が提供するセキュリティ監視サービスは、実はMSBDのみの製品ではありません。
米国のサイバーセキュリティ企業Alert Logicのサービスも含まれています。
Alert Logic社のクラウド監視システムは人工知能や自動化技術を利用して、24時間365日セキュリティ事故に対応できるそうです。
価格は月額20万円から
プレスリリースには月額20万円からと書いてありました。
セキュリティの専門家を追加でチームに加えるより、この製品を買う方が安く済むのかなぐらいの感じですね。
購入についてはリセラーに問い合わせ
この製品はMSBDから直接購入という形ではなく、リセラーを通しての購入になるそうです。
リセラー一覧
- 株式会社ISAO(https://www.isao.co.jp/)
- JIG-SAW株式会社(https://www.jig-saw.com/)
- 株式会社スカイアーチネットワークス(https://www.skyarch.net/)
- 三井情報株式会社(http://www.mki.co.jp/)
プレスリリース
Note
試しにバリバリ、エンタープライズ向けのブログ記事書いてみました。
なんだかすごい回し者感がありますが、MSBDから一銭ももらってないです(笑)
価格的にも個人のブログで扱う代物ではないような…
アクセス数どんな感じになるか楽しみです。
2度の審査を経て、Amazonアソシエイト受かりました。
2度目の審査にて合格
今月の購入予定のマイクロソフト関連書籍 - zirconsoft’s blog
この記事書いた時にもAmazonリンク張るので、せっかくだからとAmazonアソシエイトの審査を受けたのですが、その時は残念ながら審査に落ちてしまいました。
ですが、本日なんとAmazonアソシエイトプログラムの審査に合格しました。
合格の要因
記事数が50を超えた。
先日、このブログの記事数が50超えることができました。
コツコツと毎日更新できているからだと思います。
ほんと日々Microsoftがネタを提供してくれるおかげです。
サイトのデザインを変更した。
一回目の審査から、ブログのデザインを見直し、はてなブログの初期設定のテーマから、現在のテーマに変更しました。
サイドメニューがついて、ほかのページへの遷移がしやすくなりました。
またサイトの印象も未完成という雰囲気から、しっかりと手入れがされているサイトという雰囲気に変化させることができたと思います。
アクセス数が少し増えてきた。
ブログを書き始めてから一日のアクセス数が少しずつ増えています。
記事が増えたおかげで検索エンジンからの入り口が増加しているからだと思います。
そこそこのアフィリエイトで
Amazonアソシエイトの審査に合格しましたが、そんなにアフィリエイト性を強くすることはないです。
でもちょくちょく、Microsoft関連書籍のリンクなど利便性を兼ねて張っていこうと思うので、紹介した本が気になった方はぜひご利用ください。
AzureのSLAとは
Azureテクノロジ入門2018が届いたー!!
zirconsoft.hatenablog.com
ブログで宣言した通り、Azureテクノロジ入門2018購入しました。
ぱらぱらとみたのですが、内容がかなり濃厚です。
『Hit Refresh』も購入すると書いたのですが、いまは大学のレポート用に『君主論』を読み込んでいる最中なので、
レポート書き終えたら、休日に購入してKindleで読みたいと思います。
SLAについて
5ページ目で知らない単語に出くわす
はじめから読み始めていたら、早速見知らぬ単語「SLA」を発見!
本の中で特に説明がないようなので、Bingで検索しました。
Azure公式ページにSLAの説明がありました
SLAはService Level Agreement(サービス レベル アグリーメント)の略みたいです。
サービス レベル アグリーメント - ホーム | Microsoft Azure
Service Level Agreementは日本語にするとサービス品質保証だそうです。
具体的には、AzureのサービスがMicrosoft側の問題で落ちてしまい、月の稼働率がある定値を下回ったら、Microsoftがその値に応じて利用料金をキャッシュバックするということです。
Azure本もっと読むぞー
Azureテクノロジ入門2018まだまだ読み始めたばっかりです。
また疑問点などあったら、調べてブログに書こうと思います。
初のシリーズ化かも?o(^-^)oワクワク
Note
Azureテクノロジ入門2018は電子書籍版はまだ発売されておりませんが、単行本版をAmazonで購入することができます。
- 作者: 久森達郎、真壁徹、大田昌幸、藤本浩介、佐藤直生、安納順一、松崎剛、高添修,日本マイクロソフト株式会社
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2017/11/17
- メディア: 単行本
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