『Microsoft Graph』とはクラウドのデータを連携させる便利なAPIです
Microsoft Graphはグラフを描くソフトじゃない
まず一番最初に、『Microsoft Graph』と聞いていろんな人が勘違いしそうなことについてお知らせします。
Microsoft Graphは、マイクロソフトが開発したきれいなグラフを描くためのソフトウェアではありません。
いいグラフを描きたいなら、Excelという超超有名な表計算ソフトや、 Power BIというツールを使ってください。
Power BIについては、こちらの記事を見てね↓
PowerBIで上司を驚かせたい - zirconsoft’s blog
Microsoft Graphは点と点をつなげるツールです
リンゴの会社の創始者の言葉で『Connecting the dots(点と点をつなげる)』なんて言葉があります。
このブログはBill Gatesの崇拝者が書いているので、あまりライバルなあの人のことについてよく語る気はしないのですが…
確かに様々なイノベーションやビジネスの成功というものは、点と点を結びつけることによって成功した例が多くあります。
Microsoft Graphはまさに『Connecting the dots』をビジネスの上で実現し、点と点を結んで大きなグラフにすることのできるAPIです。
人と人とをつなげる
個人でMicrosoftアカウントや、企業でOffice 365やAzure ADを使うアカウントを持っているユーザーを結び付けて、グループを作りWeb上のコミュニケーションをより潤滑にすることができます。
少人数でのチームワークによるデジタルトランスフォーメーションを実現して、働き方改革を推進したい企業にとってはぜひ導入したい仕組みです。
今すぐ体験してみよう
Microsoftアカウントを持っているなら、今すぐMicrosoft Graphのすごさを体験することができます。
企業アカウントの方は、情報の取り扱いを注意してアクセスしてください。
個人アカウント推奨!
developer.microsoft.com
個人向けOffice 365はアメリカと日本でプランが違う?
Office365のアップデート?
MicrosoftのOfficeの公式ブログ(英語)でOfficeがアップデートするという記事を読んで、
なるほど~こんな機能が追加されるのか~と思っていたら、
ふと気づいてしまったんです。
『Office 356 Home』『Office 365 Personal』
ってなんだ?聞いたことない…
記事の内容
読んでいたのは10月30日に公開された、この記事です
Premium Outlook.com features now available to Office 365 subscribers
Office365の機能が改善されて、メールボックスの容量が大きくなったり、
無駄な広告を自動で表示しなくなるというかなり重要かつ便利なアップデートの話です。
日本とアメリカのOffice 365のプランの違い
まずこちらのページを見てもらいたいのですが、
日本のオフィスのプラン
家庭向け Microsoft Office 製品のラインアップ
アメリカのオフィスのプラン
Compare All Microsoft Office Products | Microsoft Office
日本の個人向けOffice365は『Office 365 Solo』だけなのに対して、アメリカの個人向けOffice365は『Office 365 Home』と『Office 365 Personal』の二種類あります。
見た感じ日本の『Office 365 Solo』は、アメリカの『Office 365 Personal』に対応しているっぽいです。
『Office 365 Home』は家族向けのライセンスで5人分のOffice365がかなりの割引価格で提供されています。
アップデートは日本ではまだ?
実際の確認はできていないのですが、おそらく日本マイクロソフト社が今回のアップデートに関して、まだ言及していないため、アップデートはしていないはずです。(2017年11月3日)
しかし、ちかく何らかの情報は出てくると思います。
日本から購入できるかという問題や、サポートの問題などあるけど、もし最新のOffice 365に触れたいのなら米国版の方がいいのかもしれません。
また『Office 365 Home』はかなりお得なプランなので、日本にもあってほしいですね。
Skypeが新しくなったらしい
新機能一覧
*Fluent Designに対応
Fluent DesignはWindows10 Fall Creators UpdateからWindowsに組み込まれた機能で、3Dグラフィックの技術を生かした半透明な感じの美しいUIを使用することができるようになります。
*テーマをカスタマイズすることができます。
今までのライトモードに加えて、ダークモードを追加黒くてかっこいいデザインです。
*@mentionで気づきやすく
Notification panelと呼ばれる通知機能によって、@mentionをつけられたメッセージに気づきやすくなります。
注目すべき進化点
以上にあげたこと以外にも一番上のskype開発者のブログの記事には、さまざま追加された新しい機能が載っています。
しかし注目すべき新機能は上に上げた4つでしょう。
開発者の視点からすると、SkypeのFluent Designは、今後他の開発者がFluent Designを開発するうえで参考になると思うし、
Botやチャットメディアへの対応が進化したことも、Microsoft Bot Frameworkを普及させる面でも大きな進歩です。
ユーザーに取っては、テーマのカスタマイズ機能はかっこいいデザインが好きな人にとってはすごく大事で、
slackライクの@mention機能も生産的なコミュニケーションをするために必要な機能です。
Microsoftの澤円さんに学ぶ神プレゼンの極意
駅の本屋で偶然目に入ったのがきっかけ
『マイクロソフト伝説マネジャーの 世界№1プレゼン術』
先日、駅の本屋で新発売の本として、平積みにされていてこの本のタイトルが目に入ってきました。
僕は、このブログを書くために普段から、マイクロソフトという単語には、かなり敏感になっちゃってますね。
澤円(さわ まどか)さんってどんな人?
日本マイクロソフトのマイクロソフトテクノロジーセンター、センター長です。
マイクロソフトテクノロジーセンターというのは、マイクロソフトの製品を紹介し、販売する作られた組織で、世界の27都市で展開されているそうです。
澤円さんは、文系の大学を卒業後、エンジニアとしてのキャリアを進み、マイクロソフトに転職されました。現在はプレゼンを年200回以上こなしているそうです。
2006年には、全世界のマイクロソフト従業員のうち、毎年トップの成績を収めた12人に与えられる「Chairman's Award」を受賞しています。
僕は、澤さんの存在をChannel9というマイクロソフトの動画サイトで初めて知りました。
特徴的な雰囲気な人だったので、印象に残っています。
本の内容
日本マイクロソフトで使われているプレゼンテクニックを学ぶことができます。
仕事でプレゼンを行う人でもっとプレゼンをうまくできるようになりたいという人は、すごく参考になる内容だと思います。
マイクロソフトの人の書いた本なので、特にエンジニアの人にとってはとても良い本です。
基本的なプレゼンの考え方から、パワーポイントのちょっとしたテクニックまで、幅広い内容を取り扱われていますが、わかりやすくしっかりした内容です。
AMAZONで買えます。Kindle版もあります
この本をよんで、より良いプレゼンができるように頑張りましょう。
C#でビットコインを学ぶ『NBitcoin』
昨今、世界中で話題になっているビットコインですが、ほとんどの人にはまだなじみのないものですよね。
僕にとってもなじみのないものでした。
今日はそんなビットコインのC#かける人向け勉強法を取り上げます。
C#でBitcoinプログラミングしよう
Bitcoinは世界中にオープンにされている技術で、実はだれでも触れることのできます。
しかも様々な言語で、便利に使えるようにオープンソースでAPIが開発されていて、C#では、NBitcoinというAPIがあります。
どこから手を付ければいいの?
NBitcoinを使用することを前提とした、Bitcoinの教科書が無料で公開されています。
Programming The Blockchain in C# · GitBook
日本語版は、こちらです。
README · Programming The Blockchain in C# 日本語
どんなことが学べたか
Bitcoinのプログラミングにおいて、基本の基本となる知識が勉強することができました。
この教科書だけではわからないことは、Webで検索しながら読んでくとわかりやすいです。
無料でより深く学ぶためには
有志の方々によって、翻訳された『Mastaring Bitcoin』という本があります。
PDF版を下のリンクから読むことができます。Bitcoinの技術をより深く学びたい人におすすめです。
Translations | Mastering Bitcoin
Bitflyerがすごいことが分かった
まだ少ししかBitcoinについて勉強できてないですが、勉強してからBitflyerのホームページをみたら、Bitflyerは日本におけるBitcoinのプラットフォームとしてかなり大規模な体制で取り組んでる感じがしました。
Bitcoin勉強のすすめ
Bitcoinまだまだ普段使う通貨としては使いづらいですが、近年急速に発展している分野なので、日常の通貨としてBitcoinが普及してくることも考えられます。
いまのうちから少しずつ勉強しておくといいと思います。
MVVMパターンとは?WPFとかでよく使われます
MVVMパターンは、Windows presentation foundation(WPF)アプリケーションを作ったことがある人なら、おそらく聞いたことがあると思います。
自分の復習をかねて、ブログに書きました。この説明はかなり省いているので、詳細についてはCortanaさんに聞いてください。
MVVMパターンとは
オブジェクト指向において、クラスを大きく分けて3つの分類をする考え方です。
M モデル(Model)クラス
V ビュー(View)クラス
VM ビューモデル(ViewModel)クラス
モデルクラスとは
主にデータベースやファイルなどからデータの出し入れを行うクラスです。
データを加工する処理もここで行われます。
スマホアプリケーションにおいては、通信の処理など書かれたりもします。
システムの中枢となるクラスです。
ビュークラスとは
UI/UXを保持するクラスです。
ユーザーからの見た目がここに置かれます。
アニメーションや、UIの動作に関わるプログラムが書かれます。
ビューモデルクラス
ビューとモデルをつなげるクラスです。
ビューでの動作に基づいて、モデルクラスのメソッドをいくつか呼び出し、その結果をビューに伝えます。
MVCパターンとの違い
ASP.NETやRuby on Railsなどで使われるMVCパターンとの違いはほとんどありません。
MVVMパターンのビューモデルクラス、MVCパターンのコントローラークラスを言い換えただけです。
必要以上にに分類を気にする必要はない。
プログラミングがわかりやすいのであれば、ビュークラスにビューモデルの仕事をさせたり、ビューモデルクラスにモデルの仕事をさせても、良いプログラムになると思います。
ですが、基本的にはクラスをきれいに分類するとわかりやすいので、保守性のある読みやすいコードを目指すためにも、MVVMモデルをしっかり意識してプログラミングをしましょう。
富士通のMRヘッドセットは日本製ではなく中国製です。
先週のブログにタイトルに『日本品質??』と付けましたが…
これが先週のブログです。
zirconsoft.hatenablog.com
タイトルには、『日本品質??FujitsuのWindows MR端末が出ました』と書いてしまいました。
しかし、実際には富士通のMixed Reality(MR)ヘッドセットとコントローラーは、中国製だそうです。
富士通のWebSiteの表記まぎらわしかった
この画像、富士通のFMVのノートパソコンについてのページのトップ画面から、AH-MRというノートパソコンとMRヘッドセット、コントローラーのセットにした製品を紹介しているところを抜き取ったものです。
http://www.fmworld.net/fmv/?fmwfrom=top_leftmenu
この表記だとMRヘッドセットも日本製だと勘違いしそうですよね。
ですが、これはノートパソコンのみが日本製で、付属のMRヘッドセットは中国製であることを意味しています。
あくまで付属だから、日本製じゃないですということです。
ツイッターで富士通のFMVの公式サポートに聞いてみて発覚しました。
さすがサポートの手厚い富士通、Twitterでの質問に真摯に答えてくださいました。
結果、あくまでノートパソコンが日本製で、MRヘッドセットとコントローラーは中国製だということです。
新聞社の報じ方もちょっと紛らわしかったかも
新聞社のニュースサイトでも、『日本品質で低価格』とタイトル付けされていたので、このブログにも『日本品質??』と付けましたが、正確には中国製です。
上の画像は、2017年10月27日にbingでニュース検索をした結果です。この時点ですでにこのニュースは見れなくなっていました。
購入を検討している人は、よく注意してください
日本の会社で販売はしているので、その点では日本品質かもしれませんが、「Made in Japan」ということで購入を検討されている方は、この点を理解したうえで購入を決意するとよいと思います。